『アナキズム』感想

 

アナキズム――一丸となってバラバラに生きろ (岩波新書)

アナキズム――一丸となってバラバラに生きろ (岩波新書)

 

 ・絶対に権威化されることのない思想。読書の中での自由、として守られるべき領域の一つである

・こういう文体で、このレーベルから1冊が書かれること、80周年記念で位置づけられていることに留意

・強硬な正論に見える政治主張の、もやもやする部分は、アナキズムが究極の形で解消する側面もある

アナキストでフルーティアンの知人がおにぎりを食べて、よりフルーティアンとしての自信を深めるシーンは興味深い。信仰や主義として強く意識していることばかりではなくて、単に固執してしまっていることについて、考えを改めるきっかけ、殻を破る場面の勢いのようなもの、アナキスト大杉栄の思想の中で、参考になる部分かと思った